2027年契約より自動車保険の参考純率 平均14.4%の過去最大引き上げ

作成日: 2026年7月13日

2027年契約より
自動車保険の参考純率
平均14.4%の過去最大引き上げ

自動車保険の保険料に影響する「参考純率」が、過去最大となる平均14.4%引き上げられることになりました。実際の保険料は各保険会社が決定しますが、2027年契約分から順次見直しが進む見込みです。整備工場や販売店でも、お客様への説明や保険代理店業務への影響を把握しておくことが重要です。

概要

損害保険料率算出機構は2026年6月23日、金融庁へ自動車保険の参考純率を平均14.4%引き上げる変更届出を行いました。

参考純率とは、保険会社が保険料を算出する際の目安となる基準であり、この数値がそのまま保険料になるわけではありません。しかし、多くの損害保険会社が商品設計の参考としているため、今後の保険料改定に影響する可能性があります。

スケジュール

  • 2026年6月23日:損害保険料率算出機構が金融庁へ変更届出
  • 2027年1月以降を保険始期とする契約から順次反映予定
  • 各損害保険会社が順次、保険料や商品内容を見直す見込み

背景

今回の引き上げの主な要因は、自動車修理にかかる部品価格や整備工賃の上昇です。さらに、安全装備の普及により修理内容が高度化し、事故1件あたりの保険金支払額が増えていることも影響しています。

これらのコスト増加を反映するため、参考純率は2002年の機構発足以来、最大の引き上げ幅となりました。

影響

保険会社ごとに改定内容は異なりますが、契約者の保険料が上がるケースが増える可能性があります。また、保険を利用した修理について、お客様から保険料や修理費に関する質問を受ける場面も増えることが考えられます。

すでに一部の損害保険会社では保険料や商品内容の見直しを進めており、今後は各社の改定内容を確認しておくことが大切です。

現場対応のポイント

  • 保険会社からの保険料・商品改定のお知らせを定期的に確認する
  • 保険代理店業務を行っている場合は、お客様へ改定内容を分かりやすく案内できるよう準備する
  • 修理費について質問を受けた際は、部品価格や整備工賃の上昇など社会的な背景も含めて説明できるようにしておく
  • 保険会社ごとに改定時期や内容が異なるため、取り扱い保険会社の情報を確認する

参考サイト

損害保険料率算出機構(PR TIMES)|自動車保険参考純率 届出のご案内(2026年6月23日)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000089.000064678.html

日本自動車会議所|損保料率機構、自動車保険の参考純率14%引き上げ 大幅増で損保各社の保険料算出に影響か(2026年6月23日)
https://www.aba-j.or.jp/info/industry/27421/

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