車検のロービーム検査はいつから?【2026年10月更新】
車検(継続検査など)のヘッドライト検査は、2026年(令和8年)8月1日から全国で全車ロービーム計測に移行しました。対象は平成10年(1998年)9月1日以降に製作された自動車で、二輪自動車、側車付二輪自動車、最高速度35km/h未満の大型特殊自動車、最高速度20km/h未満の自動車、被牽引自動車は除かれます。
もともとは2024年8月1日に全国で移行する予定でしたが、関東・中部・近畿・四国・九州・沖縄などでは、ロービームで基準に合わないときにハイビーム(走行用前照灯)で測り直す経過措置が2年延長されていました。この延長が2026年7月末で終わり、いまはロービームの光軸と光度だけで合否が決まります。レンズの黄ばみや光軸のずれは、ハイビームで救われなくなった点に注意が必要です。
出典:国土交通省 九州運輸局「令和8年8月1日より、『ロービーム計測』に移行します」、近畿運輸局の案内資料。確認日 2026年10月9日

ロービーム計測が難しい一部の車両に対し、ロービームの照射光線を確認した上で走行用前照灯(ハイビーム)に切り替えて計測し、基準適合性審査を行うことを認める経過措置は2024年7月末に廃止される予定でしたが、一部地域で2年延長されることになりました。
内容
1998年9月1日以降に製造された自動車を対象に、2015年9月から前照灯の審査をロービーム計測へと段階的に移行してきました。ただし、当時はロービーム用前照灯試験機が普及していなかったことなどから、経過措置を2018年6月から適用し、2024年7月に終了する予定でした。
2024年8月からは全ての車両においてロービーム計測に切り替わる予定したが、 国土交通省・自動車技術総合機構・軽自動車検査協会から、「全国的に移行する期限を「2026年8月1日」に延期する」とお知らせがありました。
2年延長の対象地域
関東、近畿、四国、九州・沖縄(6月中旬時点)
※地域によっては準備が整いしだい本格運用を開始する可能性もあります。
※北海道、東北、北陸信越、中部、中国では、すでに実施している地域もあり、今年8月から全車ロービーム計測に完全移行する予定とのことです。

出典:国土交通省近畿運輸局ホームページ (https://wwwtb.mlit.go.jp/kinki/shaken/seibika/gianbu_seibi.htm)
延長地域でも初回入場時はロービーム計測のみ
延期地域にある自動車検査場でも、8月から「原則として初回入場時はロービーム計測のみ」で基準適合性を審査します。以下は近畿運輸局の資料です。その他地域については、各運輸局にお問合せ下さい。



出典:国土交通省近畿運輸局ホームページ (https://wwwtb.mlit.go.jp/kinki/shaken/seibika/gianbu_seibi.htm)
関連サイト
詳細については、各運輸局にお問合せ下さい。
車検のロービーム検査のよくある質問
Q. ロービーム検査の対象になる年式は?
平成10年(1998年)9月1日以降に製作された自動車です。それより前に製作された車は対象外です。製作年月日は車検証の初度登録年月とは一致しないことがあるため、判断に迷う車は検査を受ける運輸支局・自動車検査場に確認してください。
Q. ロービーム検査はいつから全国で始まった?
2026年8月1日からです。北海道・東北・北陸信越・中国などは2024年8月から先に移行していました。
Q. 車検でハイビーム検査は廃止された?
平成10年9月1日以降に製作された車では、ロービームで基準に合わないときにハイビームで測り直す経過措置が2026年7月末で終わりました。対象車はロービームで合否が決まります。
Q. ロービーム検査に通らないときの対処は?
光軸のずれは光軸調整、光度不足はレンズの黄ばみ・くもりの除去や交換、バルブやヘッドライトユニットの交換で対処するのが一般的です。車検前の点検でヘッドライトテスタを使い、ロービームの光度と光軸を確かめておくと再検査を減らせます。ヘッドライト以外の検査項目と当日の操作は、ユーザー車検ナビの検査ラインの流れと検査項目で確かめられます。
Q. 車検の法定費用はいくら?
重量税・自賠責保険料・検査手数料の合計は車検の法定費用計算ツールで目安を出せます。

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