車の燃費の平均は何km/L?(国土交通省の公表値)
国土交通省「自動車燃費一覧(令和8年3月)」によると、ガソリン乗用車の燃費平均値は、2024年度(令和6年度)でWLTCモード19.89km/L、JC08モード23.96km/Lです。WLTCモードの平均は2020年度18.45km/Lから毎年少しずつ伸びています。いまの新型車のカタログはWLTCモードで表示されるので、比べるときはWLTCの値を使うのが目安です。
平均は車の重さで大きく変わります。WLTCモードの2024年度値では、車両重量740kg以下(主に軽自動車)が25.21km/L、1,311〜1,420kgが24.01km/L、1,531〜1,650kgが15.81km/L、2,271kg以上が10.85km/Lです。普通車と軽自動車を比べるときは、同じ重さの区分どうしで見てください。実際に走ったときの燃費は、渋滞やエアコン、積載で公表値より下がるのが普通です。
出典:国土交通省「自動車燃費一覧(令和8年3月)」ガソリン乗用車のWLTCモード/JC08モードの燃費平均値の推移。確認日 2026年10月9日

燃費性能の高い自動車に対する一般消費者の関心と理解を深め、 普及を促進することを目的として、国土交通省が自動車の燃費性能を発表しました。
ガソリン乗用車の燃費平均の推移(国土交通省)
| 年度 | WLTCモード平均 | JC08モード平均 |
|---|---|---|
| 2020年度(令和2年度) | 18.45 km/L | 24.44 km/L |
| 2021年度(令和3年度) | 18.89 km/L | 24.59 km/L |
| 2022年度(令和4年度) | 19.37 km/L | 24.25 km/L |
| 2023年度(令和5年度) | 19.82 km/L | 23.94 km/L |
| 2024年度(令和6年度) | 19.89 km/L | 23.96 km/L |
車両重量別の燃費平均(WLTCモード・2024年度)
| 車両重量 | 燃費平均 |
|---|---|
| ~740kg | 25.21 km/L |
| 741~855kg | 23.36 km/L |
| 856~970kg | 21.76 km/L |
| 971~1,080kg | 19.27 km/L |
| 1,081~1,195kg | 22.04 km/L |
| 1,196~1,310kg | 20.79 km/L |
| 1,311~1,420kg | 24.01 km/L |
| 1,421~1,530kg | 20.23 km/L |
| 1,531~1,650kg | 15.81 km/L |
| 1,651~1,760kg | 18.13 km/L |
| 1,761~1,870kg | 18.64 km/L |
| 1,871~1,990kg | 15.70 km/L |
| 1,991~2,100kg | 11.39 km/L |
| 2,101~2,270kg | 12.36 km/L |
| 2,271kg~ | 10.85 km/L |
出典:国土交通省「自動車燃費一覧(令和8年3月)」ガソリン乗用車のWLTCモード/JC08モードの燃費平均値の推移(小数第3位を四捨五入)。対象は令和7年末時点で新車として販売されていた型式指定・新型届出車です。国土交通省の掲載ページ
整備工場や販売店で「この車の燃費は普通ですか」と聞かれたときは、同じ重量区分の平均とカタログ値(WLTC)を並べて見せると説明しやすくなります。燃費が急に落ちた車は、タイヤ空気圧、エアクリーナー、O2センサー、ブレーキの引きずりなどの点検のきっかけになります。
評価対象
新車として販売されている(又は今後販売される予定の)自動車
今回対象となったメーカー
以下メーカーの燃費が評価されています。
| 区分 | 国内メーカー | 輸入メーカー | |
|---|---|---|---|
| 1 | ガソリン乗用車 (普通・小型) |
スズキ、スバル、ダイハツ、トヨタ、ニッサン、ホンダ、マツダ、三菱、レクサス | BMW、DS、アウディ、アルファロメオ、ジープ、シトロエン、ジャガー、スズキ、トヨタ、ニッサンMT、フォルクスワーゲン、プジョー、ポルシェ、ボルボ、ホンダ(輸入)、マツダ、三菱、メルセデス・ベンツ、ルノー、ランドローバー |
| 2 | ガソリン乗用車 (軽自動車) |
スズキ、スバル、ダイハツ、トヨタ、ニッサン、ホンダ、マツダ、三菱 | ― |
| 3 | ディーゼル乗用車 | トヨタ、マツダ、三菱 | BMW、DS、アウディ、アルファロメオ、ジープ、シトロエン、ジャガー、フィアット、フォルクスワーゲン、プジョー、マツダ、メルセデス・ベンツ、ランドローバー、ルノー |
| 4 | LPガス乗用車 | トヨタ | ― |
| 5 | ガソリン小型バス | トヨタ、ニッサン | ― |
| 6 | ディーゼル小型バス | トヨタ | ― |
| 7 | ガソリン貨物車 (普通・小型) |
いすゞ、ダイハツ、トヨタ、ニッサン、マツダ | ― |
| 8 | ガソリン貨物車 (軽自動車) |
スズキ、スバル、ダイハツ、トヨタ、ニッサン、ホンダ、マツダ、三菱 | ― |
| 9 | ディーゼル貨物車 | TMT、いすゞ、トヨタ、ニッサン、マツダ、三菱 | ― |
| 10 | 路線バス・一般バス | いすゞ、トヨタ、日野、三菱ふそう | ― |
| 11 | トラック・トラクタ | UDトラックス、いすゞ、トヨタ、ニッサン、日野、マツダ | ボルボ |
国土交通省の表に書いてある「モード」って?
軽量車両(乗用車や小型バスなど)
WLTCモード主流
現在の主流です。2018年10月以降に登場した新型車では、カタログなどに記載する燃費値として、このWLTCモードの使用が義務化されています。国際的に統一された試験サイクルで、平均速度や加減速などを考慮し、実際の走行環境により近い燃費値を示すのが特徴です。
JC08モード
旧基準(~2018年)です。2011年に導入された燃費の測定基準で、現在はより実走行に近いWLTCモードへと移行が進んでいます。
大型車両
重量車モード
JH25導入前に使用されていた燃費試験基準で、現在はJH15モードと呼ばれています。今後は主流から外れる予定です。
JH25モード今後の主流
2023年4月より、新しい燃費測定基準として導入されました。2025年(令和7年)4月以降、新型車はJH25モードでの燃費表示が義務化される予定ですが、メーカーによって移行の進捗に差がある状態です。
公表項目
国土交通省HPよりダウンロード可能な評価資料(xlsxファイル)で確認できる項目は以下です。
(1)変速装置の形式及び変速段数
(2)1km走行におけるCO2排出量
(3)主要燃費改善対策
(4)主要排出ガス対策
(5)駆動形式又は車輪配列
(6)その他欄
(7)低排出ガス認定レベル
(8)燃費基準達成・向上達成レベル
関連サイト
車の燃費平均に関するよくある質問
Q. 「燃費平均」とは何を指すの?
一般に「燃費平均」は、車が1リットルの燃料で走れる距離(km/L)の平均値を指します。国土交通省・環境省は車種ごとに測定した燃費値を公表しており、平均的な水準を比較する目安になります。
Q. ガソリン車の平均燃費はどのくらい?
国土交通省の公表では、ガソリン乗用車の燃費平均値は2024年度でWLTCモード19.89km/L、JC08モード23.96km/Lです。車格やボディタイプで差が大きいので、重量区分ごとの平均と比べるのが目安です。
Q. 普通車と軽自動車で燃費平均は違う?
車両重量740kg以下(主に軽自動車)のWLTC平均は25.21km/L(2024年度)で、1,531〜1,650kgの15.81km/Lなど重い区分より高い値です。ただし1,311〜1,420kgでも24.01km/Lとハイブリッド車の多い区分は高く、重さだけでは決まりません。
Q. 車の燃費平均を調べるには?
国土交通省が公表する自動車燃費性能の一覧や、各メーカーのカタログ値で、車種ごとの燃費平均を確認できます。本記事の「関連サイト」からもたどれます。


